デザイナーのフランク･ルルーと醸造家ニコラ･ルティクスランによって設立されたインフィニット･エイトは、幾年にもわたる長期熟成を経たこだわりのヴィンテージをリリースするシャンパーニュメゾンです。 シャンパーニュ･インフィニットエイトは、この2人のノウハウとシャンパーニュにかける情熱、洗練されたセンスの集大成です。 厳選されたぶどうのみを用いて造られるこだわりのシャンパーニュを『８』と刻印された特別なボトルに瓶詰し、長い時間をかけて熟成させます。
『８』の紋章は、数字の『８』と無限大をあらわす『∞』の2つを組み合わせたもので、哲学や思想の世界では、この2つは決して切り離すことができないものであり、絶妙なバランス、並はずれてすぐれたもの、そして永遠をあらわすシンボルであり、シャンパーニュのハーモニーと完璧なクオリティとを象徴しています。 醸造家のニコラはシャンパーニュ騎士団のジュバリエで、シャンパーニュ造りにかける深い造詣と豊富な経験を持ち、古くから代々シャンパーニュビジネスに携わってきた一族の出身です。

2003年は、広範囲に渡り被害を及ぼした4月の霜と6月〜8月にかけての猛暑に特徴づけられます。霜の被害は特に、早い段階で新芽を吹き始めたシャルドネ種を襲い、収穫時の実が小さくなるなどの被害を及ぼしました。6月〜8月にかけての猛暑の影響で1822年以来、最も早い収穫期を迎えました。暑く乾燥した夏は、葡萄の熟成にはとても良い気候条件で、シャルドネ種の酸はやや低くなりましたが、健康状態の良い葡萄へと成熟し、特にピノ･ノワールは、理想的な熟成具合となりました。2003ヴィンテージは、低収量となりましたが、シャンパーニュの多くの生産者がクオリティの高い収穫年であったと報告しています。

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