【商品 説明】
カロン・セギュールの伝統的なスタイルは、前オーナーのマダム・ガスクトン曰く「サン・テステフにおけるシャトー・マルゴー」。 しなやかで優美な中に芯の強さを秘めたワインと評されてきました。近年のボルドーワインが凝縮感を前面に押し出したモダンなスタイルに変更していく中、カロン・セギュールが追及するのは、長年愛されてきたクラシックなボルドースタイル、ボルドーの伝統を忠実に守った堅実な造りを脈々と続け、愛らしいラベルとは裏腹に「長い熟成を経て花開く、典型的なボルドーワイン」と評されています。
所有する畑の土壌は数メートルもの砂利で覆われているため水はけがよく、ローマ時代からブドウ栽培に非常に適した産地として名を馳せてきました。砂利の下は鉄分を多く含有する石灰岩となっており、この土壌で育つブドウから、豊かで凝縮感あるタンニンを備えたワインが生み出されます。また、カロン・セギュールの畑は、格付けシャトーの中でも冷涼な場所に位置しており、気候由来の綺麗な酸を湛えたブドウが結実するのも特徴。手摘みで丁寧に収穫されたブドウは、手作業にて選果されたのち、約18〜20ヵ月間の熟成を経てリリースされ、濃く甘いタンニンが凝縮した果実味と共に口中に広がり、圧倒的な存在感のあるワインに仕上がります。