トラピチェは、1883年、アルゼンチンのメンドーサに設立される。
アルゼンチンで最も優れたワインを自らが造ることを決意し、フランスのブドウの木の導入、ヴァラエタル・ワインの生産、フレンチオークの輸入、ステンレスタンクの使用など、当時のヨーロッパ最高水準の技術を積極的に取り入れ、アルゼンチンで300年来続いたワイン造りの歴史を大きく変え、アルゼンチンが世界屈指のワイン生産国へと発展していくきっかけとなったワイナリー。
その決意は今も変わることなく受け継がれ、現在も、チーフワインメーカー ダニエル・ピを中心に、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドを始めとするワイン生産国と経験と知見を交換しながら、メンドーサ産ワインの素晴らしさを世界に示すとともに、アルゼンチンを代表するトップワイナリーとしての確固たる地位を築いている造り手である。
「イスカイ」は、インカ帝国の公用語だったケチュア語で‘2’を意味します。ワイン礼賛をもたらしたヨーロッパと母なる大地を尊んだインカの2つの文明への尊敬、マルベックとカベルネ・フランの2つのブドウ品種の出会い、そしてこのユニークなワインを生み出したトラピチェの醸造責任者ダニエル・ピと栽培責任者マルセロ・ベルモンテの2人の連帯の象徴として命名されました。
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