「DRAGON & TIGER」のスタイル、それは「繊細にして芳醇、熟成による複雑性を感じられる味と香り」。
その特徴を支えているのは、トレパイユ産のシャルドネの持つポテンシャル、特異性である。それを最大限に生かすために、シャルドネを数年熟成させたリザーヴワイン(ヴァン・ド・レゼルヴ)を50%以上の比率でアッサンブラージュ(ブレンド)する。そこからさらに瓶内熟成の期間に入る。リザーヴワインを多く使用することで、ノンヴィンテージ・シャンパーニュであるにも関わらず、熟成による複雑なアロマを感じられる魅力的なシャンパーニュが生まれるのである。
ブドウの栽培では極力自然でサスティナブルな農法をめざしている。シャンパーニュ地方では十数年という樹齢のブドウが多い中で、異例といえる樹齢90年を超える古木も健在するなど、収穫量よりも一房の品質に徹底してこだわる。収穫はすべて手摘み、収穫後は酸化を防ぐため、最短で醸造所へ運ばれプレス機にかけられる。伝統製法を守り、ブドウ本来のポテンシャルを大切にするシャンパーニュ造りを心がけている。
樹齢が90年の古木が生み出す、入魂のマルチヴィンテージ エクストラ・ブリュットシャンパーニュ
「DRAGON & TIGER」の限定区画から造られるセレクション・シャンパーニュ。
トレパイユ産の自社畑の中でも、樹齢が90年を超える区画から収穫されたブドウで醸造されたスペシャル・キュヴェ。アッサンブラージュは、シャルドネ50%、ピノ・ノワール50%の比率。リザーヴワイン(熟成したワイン)を50%以上の比率で使用することで、繊細さに複雑さを兼ね備えた、特筆すべき気品とストラクチャーを生み出す。なお現在のベースワインは最良の出来だった2008年産を主体に、2005年産までのリザーヴワインを贅沢にブレンド。マルチヴィンテージ・シャンパーニュに相応しい風格を感じさせる。さらに、ドザージュ(仕上げの甘味調整)の量を極小にとどめ、エクストラ・ブリュット(残糖4g)に仕上げた。
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