1811年創業の「ペリエ・ジュエ社」は、シャンパーニュ地方エペルネ市を拠点とし、自社畑65haのほとんどがグランクリュというプレステージュ シャンパーニュ メゾンです。シャルドネを主体にした繊細さとエレガントさが特徴で、米国で代表的なワイン評論家であるロバート・パーカー氏は4ツ星(秀逸)に値すると賞賛、イギリスのビクトリア女王御用達でもあります。
ペリエ・ジュエを代表するキュヴェ「ベル エポック」のボトルは、1902年にフランスのアール・ヌーボーを代表する芸術家、エミール・ガレによってデザインされました。アネモネの花をあしらった芸術作品と言うべきそのボトルは、その後第1次大戦の混乱の中封印され、長く同社のカーヴに眠っていました。1964年、当時の社長とセラーマスターが発見し、その美しさに感銘を受けそのボトルに相応しいスペシャルキュベをつくりあげたのです。
そして5年後の1969年、初めて「ベル エポック」はパリの高級レストラン「マキシム」と高級食料品店「フォション」で世に送り出されました。以来、「ベル エポック」は、シャルドネを主体にしたエレガントな味わいとともに、そのデザインから“フルール ド シャンパーニュ”(シャンパーニュの華)と称され、パリ、ロンドン、ニューヨークなどの世界の主要都市で愛飲されています。
1969年に発表されたベルエポックブランより、以前から発売されていたブラゾン・ド・フランス(フランスの勲章という意)の中で唯一、今日まで残されたペリエジュエ グランロゼ ブリュット。ピノ・ノワールの比重が75%と重いので、力強く、フレッシュなボディに仕上がっています。
現在の最高醸造責任者、エルヴェ・デシャンは個別にテイスティングした30ものクリュの中からたった1度のブレンドで、その完璧な味わいを作り上げます。
ペリエジュエの所有する65ヘクタールの葡萄畑は99.2%に格付けされ、このことは所有する区画のほとんどがグランクリュであることを意味しています。
美しいサーモンピンクの外観にラズベリーや野いちごなどの熟した赤い果実の香りの中に、微かなスミレやバニラ香りを感じます。しっかりとした味わいが豊かに口の中で広がり、フレッシュ感とともに力強さを感じる辛口のロゼシャンパンです。
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ブラゾン ロゼ
旧ラベル ¥6,820