メリーニは、キアンティ・クラッシコ地区に広大な自社畑を所有し、300年を超える歴史があり、イタリアのワイン史を彩ってきた老舗ワイナリーです。
1860年、ラボレル・メリーニが瓶を藁で巻いた「フィアスコ・ボトル」を考案したことで輸送が容易になり、キアンティの名を世界的に広めました。また、60年代後半にキアンティ地方で初めてクリュ(単一畑)の概念を取り込み、“ラ・セルヴァネッラ”1969年ヴィンテージを世界で最初のキアンティ・クラッシコの単一畑ワインとしてリリースしました。このことによって、全キアンティ・クラッシコの現在の名声の基礎が作られたことは、メリーニの特筆すべき功績と言えます。
「革新」のDNAを受け継ぎ、長い歴史引継ぎ、今も「伝統を尊重しながらも現代の消費者に受け入れられるワインを造りたい」という情熱を持ってワイン造りを行っています。現在GIV(グルッポ・イタリアーノ・ヴィーニ)に属し、安定した資本力をもって今も常に技術革新に取り組んでいます。「高品質ワインを少量造るのはさして難しいことではない。高品質なものを安定供給させることのほうがよほど困難である。」それを実現させているのが、キアンティのリーディング・ワイナリー、メリーニなのです。
ユニークな名前が印象的な白ワイン。“エスト”とはおいしいワインが「ここにある」という伝説に由来します。ミネラルのような香り、素直で軽快な印象の白ワインです。(ラツィオ州産)
2018年 サクラ・ジャパン・ウイメンズワイン アワード : 2020年ゴールド
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