【商品 説明】
2007年ヴィンテージから完全にクリスチャン・ムエックス氏によるマネージメントに変わったシャトー・ベレール。そして、2008年ヴィンテージからラベルも一新、「ベレール・モナンジュ」としてリリースされました。
19世紀に格付けが行われた際、ベレールはサン・テミリオン第1級に格付けされました。この時、オーゾンヌよりも格付けが上だったのですが、1916年に新たに格付けがなされた際、オーゾンヌが一番上になってしまいました。しかし、「ベレールの方が恵まれたテロワールを持っているので、オーゾンヌ以上のワインができることは間違いないでしょう。」とムエックス氏は語っています。 ベレール・モナンジュの畑はサン・テミリオンで最も高い丘(標高87.85m)に位置。オーゾンヌよりも高い位置にあるため、日照条件ではオーゾンヌに勝っており、サン・テミリオンの中でも指折りの素晴らしいテロワールに恵まれているのです。
ローマ時代からのワイン造りの歴史があり、メルロを主体にした銘醸地で、右岸地域で唯一の公式格付けを設けていることでも有名です。シュヴァル・ブランに代表されるように凝縮された果実味としなやかな口当たりを特徴としたワインを産出しています。メドックと違い、5000ヘクタールの土地に約1000ものシャトーが密集。複雑で変化に富んだ土壌が特徴で、特に優れたワインは、「コート」と呼ばれるサン・テミリオンの町を囲む石灰岩系の丘陵地帯と、「グラーヴ」と呼ばれるポムロルとの境界に近い、石灰質と砂・粘土の斜面の2つの地域から生まれます。