モエ・エ・シャンドン社は1743年にクロード・モエが設立しました。2代目のジャン・レミ・モエは巧みな手腕を発揮し、ナポレオン皇帝の愛顧を受け、1794年には伝説的な修道士ドン・ペリニヨンのオーヴィレール修道院と葡萄畑を購入しました。ジャンの娘がシャンドン家に嫁いだことで、社名は現在のモエ・エ・シャンドンになりました。現在ではシャンパーニュすべての売上の17%を占める最大のシャンパーニュメゾンへと成長しています。
ぶどう畑はシャンパーニュ地方のコート デ ブラン、レーム、マルヌに散在しており、合計で約500ヘクタールの面積があります。 これでも全生産量の20%程度しかまかなえておらず、残りは長期契約の畑から調達しています。 ワインを熟成する地下貯蔵庫は総延長約28キロにも達し、ボトルにして約9,000万本分が出荷のときまで寝かされています。
最新の技術と設備を駆使して製造しており、製品は5銘柄に限定し極めて品質の高いシャンパーニュを造り続けています。その共通した特徴は豊かな果実香と風味です。
ボトルのエチケット(ラベル)は、薄いラズベリー色のドローイング。モエ・エ・シャンドンが保管する最も古いロゼ シャンパンのエチケット(1873年製)から着想されました。
壮大な歴史に敬意を払いつつ、現代を生きるモエ・エ・シャンドンのスタイルを具現化しようという新しい試みの元にデザインされたエチケットは、モエ・エ・シャンドンの目指すタイムレスなエレガンスを表現しつつ、過去から今に連なる伝統を象徴しています。
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